このたび、35年の伝統をもつ栄えある神奈川県感染症医学会の当番会長という大役を仰せつかり、身に余る光栄とその責任の重大さをしみじみと感じております。若輩ですがよろしくお願い致します。私は平成24年4月に現在勤務中の済生会横浜市南部病院に着任し、外来のみに縮小中であった呼吸器内科の診療を、一緒に赴任した3人の医局員とともに再開しています。内科日常診療の他に院内ICTにも参加し、医師、看護師、薬剤師、検査技師など、他職種のメンバーと院内感染対策や感染症コンサルトについて話し合い、充実した日々を送っています。このように他科、他職種と交流のできる感染症学にひとりでも多く関心をもってもらえる、今回の学会がそのような場になってもらえたらと願っております。現在、医学会事務局の方々の協力のもとで準備を始めたばかりで、まだ詳細は決定しておりませんが、一般演題の他にもランチョンセミナー、シンポジウム、市民公開講座、若手感染症イブニングセミナーを計画中です。みなさまの期待に添えるように誠心誠意努力いたしますので、多くのご参加をお願い致します。